K.Davis and W.E.Moore, "Some Principles of Stratification"
だいぶ前に、Oさんに教えていただいた論文。
stratificationの一般的な原則と、その様々な差異について論じたもの。
人々を配分する以上、集団間の差異が生じるのは仕方ない。
ましてやそれぞれの社会的地位間には重要性に幅があるのだから、階層化が起こってしまうのは仕方ない。
ではその階層化は具体的にどう生じているのか、というお話。
'Major Societal Functions and Stratification'の節がちょっと分かりにくく、ちゃんと理解出来ていない感じ(ここが一番大事な気もするが...)。
Kingsley Davis and Wilbert E. Moore (1944)
"Some Principles of Stratification"
American Sociological Review 10(2) pp. 242-249
[追記]
太郎丸先生のブログを見ると、この論文(というかこのDavis-Moore Theory)についての論争を追ったレビュー論文が紹介されていた。
Robert C. Hauhart, 2003,
“The Davis-Moore Theory of Stratification: The Life Course of a Socially Constructed Classic”,
The American Sociologist, 34(4): 5-24.
読んでみるか。