デイヴィッド・オレル『なぜ経済予測は間違えるのか』
Sゼミの文献。
過小評価について書かれた部分があったが、過小に見積もることは、一見マイナスしか生み出さないように見えて、実はWin-Win関係を生じさせるものなのかもしれない。
たとえばある事業を行うことのリスクを過小に見積もることによって、事業者はその事業を円滑に進めることができるし、
他の人々はその事業のリスクが小さいことから、より安心することができる。
もっとも、リスクが顕在化し、実際に何かが起きてしまったときには、大問題が生じる訳だが。
この本のメインテーマについて論じるには知識が少なすぎるので、割愛。
- 作者: デイヴィッド・オレル,松浦俊輔
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/02/16
- メディア: 単行本
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